夏目編
第一章:「私がその気になってしまった理由 1」05/10/11更新
いまさら何か思いだそうと思ってもはっきり言って記憶が確かかどうかは分からな
いけれど・・・・。どこから書こうかな。
そもそもが私は歌なんて本気でやろうとは思ってなかった。もしかしたらその方が
良い歌が歌えていたかもしれない・・・。今思うとね。
さてさて今から、もう随分前になるけど。
あれは19歳の頃、バブル崩壊で就職が氷河期に入って、友達も何十件も就職の面接
やら試験を受けたりしていた。私も資料請求を何十件もして、面接も結構受けに行ったな。
でもはっきりいって、何したいか分からなくて、受ける職種もバラバラだった。
そんな中で何とか就職も決まり・・・。一応一部上場だったし、ま、いいかーなんて
内定式なんかも出ちゃってました。
卒業までお金貯めて、旅行行こうーなんてバイトに励んでいる中で「ああ、こんなん
で私の人生は終わるな」て考えていたんだろうね。そんな時に周りの人から
「らしくない」なんて言われたり(仕事が)、高校の時からの親友Sりはオーディションの話を
持ってきたり・・・。
そんなことを言われてちょっとその気になって、んじゃっちょっとだけ、と軽いノリで
タレント養成所みたいな所の演劇科を(そのころは役者希望だったから)受けた
はずが、なんか、その頃は演劇科は休止中で。それで歌のレッスンを受けることになった。
っていうか就職は???と悩んでいるうちにやる気になってしまった。早っ。今思えば
就職してからでも良かったのかな?・・・。でも駄目だったろうね。仕事は仕事で
何だかんだ言って頑張っちゃうだろうし。その頃は上に行こうとか思ってたし。
そんなこんなで、そうなったら、まずは親の説得。出来ない。いや、やらねば。
てか言い出せない。言うしかない。違う違うそうじゃ、そうじゃない。(この歌その頃
流行ってたなあ)嘘じゃない。夢を。夢をですね・・・・。親の反応はかなり、
いや物凄く怖かった。当たり前だ。怒られ、出て行け!裏切り者!大虚け者!
顔も見たくない!・・・・。ひえー。あんまり思い出したくないけれど。毎日土下座して、
それがどのくらい続いたのか・・・。
ある日「頑張ってみろ」と一言。涙止まらなかったね。
その次にやったことといえば就職先をお断りするわけだが、その辺は恐ろしすぎて
ホントに思い出したくない。軽く掻い摘んで言うと・・。就職先の人事から電話が
かかってきて「レポートの期限過ぎたけれどどうかしたの?」「あ。ここにあります。
っていうか辞めます」「・・・・・・。」ってなんやこいつ・・。ああ恐ろしい。
若気の至り・・・。随分止められたが、私は「無理です」の繰り返し。バリやばい。
そこの会社には以降うちの学校からは就職出来なくなったかも。いや確実になった。
(えらい迷惑なやつ)それでも就職課の先生は何でか「頑張れ!」と言ってくれた。
(ほんとはぶっとばしたいところだったかもしれないけど)
さあ。ここまででも数知れずの人達に多大なるご迷惑をお掛けしてきたことがよく分
かりますね。ね。ね。ね。
とまあ無事に短大卒業式を迎え、4月からレッスンとやらを受けることとなるのですが・・・。
「私がその気になってしまった理由2」に続く。
夏目編
第二章へ続く・・